グループ討論中心の眠くならない社員研修

参加型研修のメリット

研修には大きく2種類あります。1つは座学中心のインプット型学習です。基本的な知識を吸収したり、業務の方針を共通理解として認識する、などの目的があります。
もう1つは討論中心のアウトプット型学習です。一人ひとり行う場合もありますが、グループ討論等の参加型学習によって、知識だけでなく、コミュニケーション能力を磨いたり、役割分担や段取り力なども磨くことができます。何よりも、仕事を身近に感じることができ、当事者意識を持つことができるようになります。
以前は、眠くなるような座学が一般的だった研修ですが、最近ではこのような参加型研修が増えてきており、企業や部署のカラーを生かしたり目的に応じた個性的な研修も数多く行われています。

グループ討論の注意点

グループになった時に、積極的に参加、発言する人もいれば、消極的で発言の少ない人もいます。アウトプット型の研修ですから、声の大きい人、積極的な人だけが参加するのでは不十分です。さらに、積極的な発言回数の多い人だけが高い評価を受けがちではありますが、消極的であっても確実な発言をするとか、周りの様子を見たうえでの調整役ができる人なども、確実に評価されるべきです。
そこで、かならず全員に発言をさせるルールや形式をとり、等しく参加できる工夫が必要となってくるでしょう。研修を行う側も、ただやらせるだけではなくて、討論を見守り、良い方向へ持っていく指南役を各グループに配置するなど、座学よりも細やかなフォローが重要です。